ばんばに限らず、厩舎に入ったのはこれがはじめて。緊張した。競馬場内なら客だが、厩舎では馬のことなどなにもわからないシロート。シゴトの邪魔するなと、怒鳴られそうだ。
一枚目の写真は検量(体重をはかる)。つぎつぎと体重計にのる馬たちをすばやく検量してさばいてゆく。馬たちはもちろん手綱をひかれているが、それにしてもさっと乗ってすっと出てゆく。こんなに聞き分けのいいというか、自分がなすべきとこをわかっている動物って他にいないよなぁ~。 検量がおわったら装鞍所(そうあんじょ)へ。読んで字のごとくここで鞍をつけ・・・ない。騎手は乗らないのであった。で、肩のところにふといベルトとゼッケンをつけてもらい、出陣である。 厩舎の中には装蹄師(そうていし)がいる。馬の靴屋だ。蹄(ひづめ)の形は馬によって微妙に違うので、それぞれの馬にあうように火をいれてたたく。鍛冶屋のイメージだ。それを熱いまま、ひづめにジュッとおしつけ、釘をうつ。拷問みたいだが、蹄に神経はないから、おとなしく靴を履かせてもらうのをまっている。あ、そうそう、蹄鉄とぴったりになるよう、蹄をでかいナイフでに削ってた。人でいえばつめきりみたいなもの、痛くないとわかっているが・・・。 2007.1
by hanbei129
| 2010-06-19 01:00
| 帯広競馬場 ばんば
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